• 東日本大震災特集

     

    震災時の写真(岩手日報より)

    陸前高田市気仙町

    気仙川を逆流する津波
    (午後3時26分)
    気仙川からあふれ出る津波
    (午後3時30分)
    気仙町の市街地に押し寄せた津波
    (午後3時30分)
    震災時の陸前高田市気仙町 震災時の陸前高田市気仙町 震災時の陸前高田市気仙町

    大船渡市大船渡町

    市街地をのみこむ津波
    (午後3時31分)
    引き波で壊れた家が海に流される
    (午後3時36分)
    一夜明けた市街地の様子
    (12日午前5時55分)
    震災時の大船渡市大船渡町 震災時の大船渡市大船渡町 震災時の大船渡市大船渡町

    釜石市浜町

    市街地に流入し始めた津波
    (午後3時21分)
    土煙があがり、
    建物が崩壊していく
    (午後3時22分)
    海水が引いた市街地。
    この後再び大津波が襲来した
    (午後3時40分)
    震災時の釜石市浜町 震災時の釜石市浜町 震災時の釜石市浜町
    震災後の写真(はしもとひでのり 撮影)
    被災後十日目の
    陸前高田市内
    被災後八日目の
    大船渡市内
    被災後十一日目の
    釜石市内
    震災後の陸前高田市 震災後の大船渡市_001 震災後の釜石市
    被災後一週間目の
    大船渡の市街地を臨む
    被災後十一日目の
    大槌町内
    永浜地区の避難生活
    震災後の大船渡市_002 震災後の大槌町 震災後の永浜地区
    全壊した実家 陸地の奥まで流された船 門の浜漁港
    震災後の実家 震災後の陸地の奥まで流された船 震災後の浜漁港
    大震災が残した教訓

    その時何が起きていたか、何が必要だったか

    津波の状況
    地震の震度と津波の高さは図のとおりである(河北新報社より)
    被災の状況
    11月末現在の被災状況は以下のとおりである(岩手県庁より) 

    死者 行方不明者 負傷者(人) 家屋倒壊(棟)
    (人) うち死亡届
    受理(件)
    陸前高田市 1554 302 230 不明 3341
    大船渡市 339 94 79 不明 3629
    釜石市 885 176 161 不明 3641
    大槌町 802 520 466 不明 3717
    山田町 604 174 162 不明 3167
    宮古市 420 117 106 33 4675
    岩泉町 7 0 0 0 197
    田野畑村 14 16 15 8 270
    普代村 0 1 1 1 0
    野田村 38 0 0 17 479
    久慈市 2 2 2 10 276
    洋野町 0 0 0 0 26
    沿岸小計 4665 1402 1220 69 23418
    内陸小計 0 11 5 119 1317
    総  計 4665 1413 1225 188 24735

    ※1 死者数は県警調査(平成23年11月22日17:00現在・当該市町村で収容した死者数)、行方不明者、行方不明者に関する死亡届の受理件数及び負傷者数は市町村報告による。
    注) 行方不明者は、家族等の住民から各市町村へ寄せられた安否不明の人数を計上したもの。
    ※2 被害の概況については、沿岸部の情報を中心に提供している。
    ※3 上記には平成23年4月7日の余震の被害も含めている。
    ※4 家屋倒壊数は住家のみの全壊+半壊数である。(4月12日報告以降)
    ※5 平成23年6月30日から、行方不明者に関する死亡届の受理件数を計上している。

    どうして流されたのか
    生存した人によると、流された方々は以下のような行動をとっていたようである。
    ① 津波が来ないと思いこみ、逃げなかった
    ② 津波が来たのを知って、あわてて逃げたが間に合わなかった
    ③ いったん逃げたが貴重品などを取りに自宅や会社に戻った
    ④ 助けに戻って、第二波にさらわれた
    ⑤ 避難場所に逃げたがそこで被災した
    ⑥ 消防団員や警察官などは避難誘導していて流された

    この中で⑤の方々は防災意識も高く、しっかりと逃げて「助かった」と信じたにもかかわらず被災している。また、多くの住民を避難させるために自らの命を落とした⑥のケースは数知れない。
    震災直後に発生した事態
    震災直後に発生した事態は概ね以下のとおりである。
    ◎ラジオがつながらなかった
    停電で電波塔が機能しなくなっていた。
    ◎携帯電話がつながらなくなった
    地震の直後はつながったが、まもなく不通になった。原因は電波塔の非常用のバッテリーがすぐになくなってしまったから。なお、有線回線は津波をかぶった時点で不通になった。
    ◎エネルギー源がすぐに枯渇した
    灯油、ガソリン、軽油がすぐに売り切れになり、品薄の状態が3週間程続いた。また電気が復旧しないために石油ファンヒーターは全く役に立たず、代わりに反射式ストーブが役に立った。
    ◎明かりがなかった
    懐中電灯を持って逃げた人はほぼ皆無だった。仮に持っていたとしても予備の電池まで持っている人はほとんどなかった。またローソクを常備している家庭は少なかった。
    ◎食料の備蓄がなかった
    水と食料品が全くなかった。被災していない家から少しずつ分けてもらったり、漂流物を拾い食べられる物を探して飢えをしのいだ。水は山水を利用した。
    ◎医薬品がなかった
    通院している方々の薬がなかった。また、かぜ薬などの常備薬が全くなかった。
    ◎衣類などが不足した
    全ての衣類が不足したが、なかでも下着、生理用品は調達するのが難しかった。
    ◎風呂に入れなかった
    自衛隊のお風呂が出来るまでの間、ほとんどの方が入浴できなかった。
    ◎被災地以外の店も休業した
    被災地ではない内陸の店も停電により休業したため、物資を調達することが難しかった。卵、牛乳、納豆、豆腐など毎日消費するものはほとんど手に入らなかった。
    震災が残した教訓
    今回の震災を踏まえたうえで、防災という観点で検討すべき項目は概ね以下の通りである。
    ◎防災に対する全ての常識を洗い直すこと
    湾口防波堤、防波堤、地震津波シュミレーション、後方支援拠点など、今までの計画を全て洗い直すことが必要である。
    ◎通信手段を確保すること(携帯電話、ラジオ)
    移動式のアンテナ、基地局を速やかに設置する体制の整備すること。
    ◎家庭用のエネルギー源を分散化すること
    石油、ガス、太陽光、小型風力など複数のエネルギー源を確保すること。オール電化は非常時に何の役にも立たない。
    ◎明かりを確保すること
    街灯を太陽光・小型風力・蓄電池・LEDのタイプに変える。防犯対策に最低限必要である。
    ◎物流を確保すること
    物流を止めるべきではない。緊急車両を優先するのは当然であるが、商業ベースの物流を制限してしまったため、燃料をはじめ多くの商品の不足が生じた。また、ガソリンなどの燃料を被災地に優先的に送る措置を政府はとるべきである。
    ◎人力でも稼働する電化製品の普及を進めること
    本来、電気を使用して動く井戸のポンプ、ラジオ、懐中電灯などを手動式で稼働するタイプの製品を広く普及させる必要がある。
    ◎先人の知恵を活かすことこと
    先人の知恵によって震災をまぬがれた地区が幾つかある。今後の街づくりに先人の知恵を活かすべきである。
    支援活動の内容と写真
    オールハンズボランティア シェルターボックス
    支援活動オールハンズボランティア 支援活動シェルターボックス
    みらいみんよう 小泉進次郎
    支援活動みらいみんよう 支援活動小泉進次郎

    震災からこれまでお世話になった方々(敬称略)
    このたびの東日本大震災に際して多くの方々のお支援を頂きました。遅くなりましたが皆様に感謝の意をこめてお礼を申し上げ、お名前をご紹介させて頂きたいと存じます。なお、敬称は省略させて頂きますことと順番が不同になってしまいますことをお許し下さいませ。

    • 盛岡法人会
    • ㈲藤村仏具本店
    • 藤村吉隆
    • 花坂公一
    • 福井せいじ
    • ALL HANDS VOLUNTEERS(オールハンズボランティアーズ)
    • Shelter BOX(シェルターボックス)
    • クリストファー・アルダソン
    • 鹿沼東ロータリークラブ
    • ㈱高田自動車学校
    • 宗教法人天理教園部分教会
    • 中西興
    • フェルケル寿々栄
    • THE VOLUNTEER95
    • Q.TCOMPANY株式会社
    • 清心
    • ㈱GINGAインターナショナル清心事務所
    • 松本のりゆき
    • 金森了脩
    • 河野雄紀
    • 田中俊介
    • 山田たかゆき
    • 杉田ひろし
    • 坂本あずまお
    • 自民党板橋区議団
    • 板橋区
    • ハッピーロード大山商店街振興組合
    • 熊野町まつり実行員会
    • 小野寺有一
    • 岩崎友一
    • 東海新報社
    • 加藤紘一
    • 小泉進次郎
    • 橋本岳
    • 小野寺五典
    • 菅原一秀
    • 國場幸之助
    • ㈱流通技研
    • 医療法人社団医凰会
    • 医療法人鳳香会
    • ㈱トゥルーケア
    • 公益財団法人モラロジー研究所
    • 中沢裕隆
    • 高橋しんご
    • ジェラルド・カーティス
    • 一般社団法人みらいみんよう
    • 上山隆弘
    • 吉田見悠
    • 塚本智秀
    • 松田和則
    • 伊藤言
    • 平山仁
    • 小野寺健
    • 川名義博
    • 川名義顕
    • 白尾台有志の会
    • ㈱岳陽新聞社
    • 北日本製袋㈱
    • 仲田一彦
    • 松本ゆういち
    • 上道幸二
    • 奥村淳
    • 山下隆之
    • 自民党兵庫県連青年局・青年部
    • 自民党兵庫県支部連合会
    • 自民党神戸市議団
    講演活動

    震災後、全国各地の方々から「被災地の現状を話してほしい」との依頼を頂戴し、各地で講演活動をさせて頂いております。

    • 山形県酒田市
    • 兵庫県神戸市
    • 静岡県富士宮市
    • 京都府南丹市
    • 山形県鶴岡市
    復興に向けたはしもとの提言
    政府は市町村ごとに復興計画を策定させ、その計画を後押しする形のメニューの提示をようやく第三次補正予算案で示した。
    しかし、被災地全体を、東北全体をどのようにして復興させていくのかという国家的視点での政策が全く見当たらない。
    私は、壊滅的な打撃を受けた被災地は復旧や復興という発想では元に戻すどころか、衰退の一途をたどるのみであると考えており、ゼロから新しいものを創り出す「創造」的な政策が必要であると思っている。
    以下が、私の提案する「国が主導して行うべき復興政策」である。 

    【提言1】三陸縦貫道の全線開通と三陸高速鉄道(仮称)の整備
    東北の中心都市仙台とのアクセスを向上させることで、宮城北部に集積しつつある自動車産業と連携し雇用を維持する。また、仙台のベッドタウンの役割を担う街づくりを進める。

    【提言2】新エネルギー産業の集積
    風力発電所や太陽光発電所だけではなく、バイオエタノールやLNGの生産基地まで含めたエネルギー産業を集積させ、経済活動が永続する街づくりを進める。

    【提言3】国内最大の水産業都市の整備
    国内の水産業の中心として30万人が暮らす水産業都市を国策で整備する。


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