• いまさらイチロー

    2011年12月31日 • 未分類 • by

    かつて、陸前高田市も大船渡市も中選挙区時代には旧岩手二区でした。

    自民党では椎名氏は二代、志賀氏は三代、小沢氏は二代にわたって強固な地盤を築いてきた地域です。

    時を経て、引退や代替わりがありましたが、親子二代、三代にわたって、地域の方々にお世話になり、政治家を続けてきたのです。

    いわば、被災地は地元。

    もちろん、小沢一郎氏にとっても、かつての自分の選挙区が被災地なのです。

     

    さて先日、仮設住宅でボランティア活動をしていた時のことです。

    知り合いのおばさんが私に向かって言うのです。

    「私、若い時に小沢一郎に票を入れたのよ。このへんの人もだいぶ応援したんだよ。それなのにどうして被災地に来ないのかねえ。」

    そうなのです。

    かつての支持者も被災しているのに、お見舞いや弔問に一度も来なかったのです。

    来たのは盛岡市内の県庁に一度だけ。

    決して被災地に足を運ぶことはなかったのです。

     

    その小沢氏が年明けに被災地を訪問するという記事が地元紙に出ました。

    民主党の緊急役員会に出席するために被災地を訪問するそうです。

    震災からすでに300日目をむかえようとしている今、地元の住民はこれを聞いてどう思うでしょうか。

    いまさら来たってね、…。

     

    「いまさら」と言えば、小柳ルミ子の「今さらジロー」という歌がありました。

    ジローに捨てられた女性の未練を歌っています。

    捨てられた方は覚えていても、捨てた方は覚えていない。

    政治も同じです。

    見放された側の有権者は覚えていても、見放した政治家は覚えていない。

    見放された人々の心中を思うと心が痛みます。

    一度は信じた人だからこそ、傷は深いのです。

    いまさら…。

     

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    About

    岩手県民で衆議院議員・自民党岩手県連副会長。 岩手県の、そして日本国の為に活動中です。